ファタモルガーナの館・感想 ②
総評で書くべき感想は書いたのだけど、ここではプレイして思ったことを書き殴ろうと思ってる。ファタモルに関して言えば、キャラ別感想とかうまく書けない気がするので、その分思ったことをここにぶちまける所存。
もちろんネタバレに対しての配慮は一切していないので、続きを見られる方はネタバレOKの方のみでお願いします。
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ファタモルガーナの館・総評&感想
そんなこんなでいつも通りシナリオから。 ※管理人がプレイしたのはPC版です。
もともとこのゲームに興味惹かれたのは、そのシナリオ評価の高さからだった。その甲斐あって確かにシナリオはすごく良かった。これまでのゲームとは違い、プレイ後は長編映画を鑑賞し終えたくらいの気持ちにさえなった。そしてそれを書けばわかってもらえるだろうけど、とにかくこのゲーム
めちゃくちゃ長い。
乙女ゲームなどとは違って攻略対象がいるわけではないので当然といえば当然なんだろうけど、それにしても一体どこまで続くのかと思うくらい長かった。1章ずつがとてつもなく長いだけではなく、せいぜい5章程度で終わりかと思いきや、8章まであるという長さ。最後のエンディング後の流れもやたら長ったるい。もう少しすっきり纏めても良かったんじゃないのかなーとは思う。その分、-1。
それ以外に関しては書いたとおり、本当にすごく丁寧に作りこまれた作品だと言える。1~3章で関わる全ての人物、そして語り部と思っていた人物、傍観者と思っていた人物、全てがこの物語の主要人物であり、それらが余すことなく纏めきられているのは本当に素晴らしかった。このゲームが完成に至るまでに長期間かかったというのも頷けるくらい、シナリオの完結さは素晴らしいものだった。もう少し簡潔に纏められる部分もあっただろうになと思うと少し残念な気もするけど、それ以外はホント良作だと思った。
PCなので基本的に特別面倒なシステムではなかったと思う。既読スキップの高速さは他ゲームでも見習ってもらいたいところ。
ただ、フルコン後にスチルを見たりエンディングリストを見たりするたびにタイトル画面に戻るしかできないのは不便だったし、せっかくPCなんだから選択肢スキップなんかがあっても良かったんじゃないのかなとは思う。あとは音声がないので、どのセリフを誰が話してるのか時々わからなくなるところは不便だったかな。それ以外は問題なし。
これ以上ないくらい全てのキャラが作りこまれていた。こんな作品見たことないなと思うくらい。モブキャラなんてこのゲームに関して言えばいないんじゃないのかなと思ってしまうくらい、どのキャラにも命が吹き込まれていた。みんなそれぞれ抱えきれない辛い思いであったり、共感するのを放棄したくなるくらい辛い過去の持ち主が多かったりもしたけど、どのキャラも憎みきれないのは全てのキャラを表面だけで作り込むのではなく、きちんと一人の人間として作られたからだろうなと思う。
独特な美麗さを持つ絵柄なので、これに関しては個人の好き好きに分かれるだろうなと思ってる。そこを抜きにして書くならば、どれも綺麗で美しかった。正直こんな陳腐な感想しか書けないのが申し訳ないくらい、本当にどのスチルも美しかった。枚数に関して言えば正直申し分ないと言いたいところではあるが、このゲームの凄まじい長さを考えるとあと10枚ほどプラスされていても良かったのかなーと思う。
背景画に関しては、こちらも独特なタッチで描かれていて、美術作品と言ってもおかしくない背景画になっていた。正直あれをイラストなんて言葉で表記したくないなと思ってしまう。もちろんこれも好き好きだけど、個人的にはこのゲームにピッタリ合ったスチルと背景画だったと思う。
プレイ前にヘッドフォン推奨してくるくらい、自分たちの作り出した音に自信を持っていたことが納得できるくらい、どの曲も美しかった。どれもこのゲームの雰囲気を損なうものではなく、むしろ後押しするくらいの音ばかりだった。BGM・CDは発売されているらしいので、購入を検討したいと思う。それくらい良かったです。
逆に読書が好き、シナリオが良い作品をプレイしたい、鬱ゲー全然問題なし!という方は、時間を見繕ってでも是非一度プレイしてもらいたい。
華鬼 ~恋い初める刻 永久の印~・響・国一 感想
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華鬼 ~恋い初める刻 永久の印~・総評&感想
発売と同時にフルコンしたにも関わらず、最近になり原作本を再読し始めたことによりゲーム熱が再燃。手放したゲームをわざわざ買い戻してまでプレイしようというのだから、私の執念もここまでくるとすごいものだと自分で自分を褒め称えたい。夫は横で呆れた目で見ていたけれど、それに関しては見なかったことにしておこうと思う。
とりあえずいつも通りシナリオから。
シナリオ ★★★☆☆
基本的には原作に沿ってはいる。特に本筋でもある華鬼ルートはほぼほぼ忠実に作り上げられていた。その他キャラに関しては導入部は原作通り、それ以外はオリジナルストーリーといったところ。麗二ともえぎに至っては関係性そのものが全くの別物に作り上げられているが、それをゲームだからと割り切れるかゲームといえど許せないと思うのかで、本作を楽しめるかどうかの分かれ道になっていると思う。
その分、本筋でもある華鬼ルートはベストエンドとは別に、トゥルーエンドへと続くルートも作られているので、原作ファンにとってはそれだけでも結構なご褒美感はあるのではないかなと思った。
原作ファンも原作を読んだことがない人もどちらも楽しるシナリオになっていたのは良かったと思う。
システム ★★★☆☆
初期のオトメイトなのであまりよろしくないのは仕方ないところ。愛キャッチなどはわかりやすい形ではないので、好感度の上がり具合は確認しづらい。あとデフォ名呼びがないのはちょっと残念。既読スキップ、簡易セーブ・ロードが手軽にできる良いところは変わらず。選択肢の時間制限があるのはちょっと変わってるけど、その場合履歴から巻き戻れないのは個人的には辛かった。あと時間制限選択肢が表示されると、それまでの履歴もすべて消えてしまうのも辛い。昨今多く見られるクリア後のおまけがあまり充実していないので、そこが気になる人には残念に思えるかもしれない。(個人的には気にならないけど)
スチル ★★★☆☆
枚数・糖度ともに少な目なのが残念。枚数に関してはこの程度と思う人もいるかもしれないのでまあ良しとしても、糖度に関してはもう少し甘いスチルが欲しかったなあというのが本音。ただでさえシナリオ自体が結構殺伐としてるので、せめて甘さくらいは欲しいです。コンプスチルがあるのがせめてもの救いかな。
キャラ ★★★★☆
バランスよく割り振られてるなぁ、というのが感想。まあ原作ありきなのでオリキャラとかは特別なく、むしろ原作で出てたキャラが出なかったり(伊織とか三翼の庇護翼とか)してたので、原作ファンとしてはちょっと寂しい。特に三翼の庇護翼たちは名前だけは出てたけど、それだけじゃなくあのちょっと楽し気なやり取りも見たかったし、できることならお姿も拝見したかったです。その分渡瀬がカッコいいオジキャラになってたので良かったけど。あと三翼以外は基本主人公を排除しよう(殺そう)としてくるので、そこを受け入れられるかどうかが肝かもしれない。
BGM ★★☆☆☆
良くもなく悪くもなく、可もなく不可もなく。OPは個人的には大好きでした。ただBGMは同じオトメイトの和物になんか似てたのがどうなのかなぁとちょっと思った。特に緋色に似てる曲がちらほら。もしかしたら同じ人が担当してるのかもしれないけど(そこまで確認してなかった)。もう少しオリジナリティが欲しかったなー。
以上のことから、総評は
★★★☆☆
といったところ。
私は原作が好きでそこからゲームをプレイしたので少し思い入れが深すぎるかもしれない。原作未読でプレイした方がもっと純粋に楽しめたのかもしれないなーと思った。原作自体はとても良いので、未読の方はぜひプレイ後に読んでもらいたい。その方が倍面白い気がするし。
一応FDもプレイ済みで、そちらは糖度マシマシなので良かったです。おまけでイケオジ渡瀬も攻略できたし。そっちの再プレイは今のところいいかな。
今回の一件で、久しぶりに古参ゲームを再プレイするのもありだなと思えた。他の過去ゲーでブログに挙げてないものは再プレイしていってみよっかなー…。
BLACK WOLVES SAGA-Last Hope-・総評&感想
ある日突然気になりだして、即予約。発売を楽しみにしていたこの作品。プレイ終えた今、買ってよかったプレイしてよかったという気持ちでいっぱい。
シナリオ★★★★☆
狼種メインの作品というだけあって、狼種についてしっかり描かれていた作品。BN未プレイなので比較はできないが、完結にふさわしい締めくくりだったんじゃないかなと思ってる。特に狼種TRUE END。あれが本当にBWSという世界の終決なんだろうなと思う。
猫種については多分BNの方ががっつり作りこまれてるんじゃないかなと思うけど、家族ルートについてはどうなんだろう? 微妙なところ。ただ家族ルートは狼種ルートとは少し違った観点からのストーリーなっていたので、そういった意味では楽しめたんじゃないだろうか。
あと個人的に一番泣いたのはザラとパール&リッチールート。号泣だった。狼種は切なくて切なくて胸が痛かったし、なによりギランが可愛すぎてどうしようかと思った。猫種とネッソについては…………ノーコメントでお願いします。
キャラクター★★★★☆
どのキャラも個性があって良かったと思う。ただユリアンが空気だったのに驚いた。いくら攻略対象外とはいえ、もう少しストーリーに絡んでくるかと思ったらちょっと登場しただけで終了だったのでビックリ。同じ攻略対象外のギランはがっつり絡んできてたのでその違いには驚いた。やっぱり狼種メインだからなんだろうか。
LHで攻略対象になったエルザが一人だけちょっと違った空気感を漂わせてたので違和感がすごい。パール&リッチーは攻略対象で大丈夫?と思ってたらやっぱり案の定どうなんだろうという話だった。キャラとしては良かったけど、萌えとはまた別な気がする。前述で泣いたのも話が切ないというより、保護欲的な意味で泣けただけなのでなんか微妙。ただ殺伐としたBWSの世界で唯一の可愛い和みキャラだったので二人いて良かったとは思ってる。
あと主人公も結構好き。世間知らずだけど、世間知らずだからこそあれだけ他人に優しく出来たんだろうなと思う。噂や風評に惑わされることなく、目の前の人を知ろうとするその姿勢が良かった。
スチル★★★☆☆
狼種メインの作品ということは分かってても、あまりにもラスのスチルだけが多すぎた気がする。他キャラとの差がすごい。その分★の数を減らしたけど、スチル自体は作品の世界に合ってたと思う。切ないスチルは切なく感じるし、残虐なスチルは怖さを感じるし、スチルから伝わってくる感情がいい意味ですごかった。
システム★★★★☆
各種ルートが確定したときに、それぞれのムービーが入るというのは新鮮だった。スキップ・Qセーブ&ロード・履歴などはボタン一つでできる、いつものオトメイト仕様。あとMemoryリストがあったので、プレイ回収するのに便利。それとボタン一つで簡単に好感度が確認できるのが良かった。大抵メニュー画面開いてからでないと確認できないので、これは便利だった。
ただ選択肢がかなり少ないので周回プレイするのはかなり面倒。こういうときは選択肢スキップを取り付けてほしいなとどうしても思う。あとは特に問題なし。
BGM★★★★★
最近は現代物であったり和風物であったりと様々ではあるものの日本人がメインの作品をプレイすることが多かったので、今回のようにファンタジーな異世界の作品をプレイするのは久しぶりだった。そんな異世界メインの作品だけど、BGMもBWS世界に合った曲調だったと思う。ちょっとRPG世界を思い出すような曲が多かったような気もしてる。作品の雰囲気に合ってて、尚且つ切ない雰囲気も伝わってきて良かった。
以上の点から、総評は
★★★★☆
ってところで。
多分BNをプレイしていればまた総評も違ってきていたんだろうなと思う。やっぱりLHのみだけだと猫種についての背景がぼんやりとしたままなので。ただその分狼種については最後まできっちりまとまっていたので、狼種目的でプレイした私にとってはほんとプレイしてよかったと思える作品だった。
そして、おなじみの好きキャラ順。まずはプレイ前。
ラス > エルザ > ネッソ > アルル > ザラ > メヨーヨ > オージェ > パール&リッチー
ラスがトップで双子が下位にいるところが分かりやすい。そしてプレイ後の順位はこちら。
(ギラン) >>> アルル >> ラス・ザラ・エルザ > パール&リッチー>>>>> (圏外) メヨーヨ・オージェ・ネッソ
攻略対象じゃないギランが最萌キャラとかおかしい、私。でもギランが可愛すぎて悶えそうだった。てか悶えてた。もうずっと頭ナデナデしててやりたいくらい。あの口調とのギャップがすごい。可愛い。ギラン可愛い。もうそれしか言えない。でもBNは絶対プレイしないけど。
ギランにしろアルルにしろ始めの段階ではなんとなく嫌な奴かと思ってたのに、プレイしたら全然違うキャラだったのでそのギャップにヤラレたのかもしれない。あとネッソプレイして悟った。私お兄ちゃんキャラも駄目だわ。無理だ無理無理。てかやっぱりヤンデレが駄目なんだろうな。全く持って受け付けられない。そんな理由により双子とネッソは圏外。幸か不幸か最初にその3人を攻略したので、残りのキャラ攻略は楽しくて仕方なかった。


